STLは、3Dプリンターで使う世界共通のファイル形式です。ジュエリー用のCADからCGソフトまで、ほとんどの3Dソフトから書き出せます。「書き出し方が分からない」という理由でご依頼をあきらめる必要はありません。お使いのソフトを下から探してください。
ソフトごとの手順の前に、ここだけは押さえてください。この3つがずれていると、書き出せていても正しく作れません。
STLには単位の情報が入りません。数字だけが記録されます。ソフト側がセンチやメートルで作っていると、10倍・1000倍の大きさで届きます。制作を始める前に単位設定を確認してください。
面がつながっていない、すき間が空いている、厚みがない。こうした形は金属になりません。水を入れてもこぼれない状態を目指してください。多くのソフトに「ソリッドかどうか」を確かめる機能があります。
STLは曲面を三角形の集まりで表します。設定が粗いと、丸みがカクカクしたまま金属になります。ジュエリーは手のひらの中で見るものなので、機械部品より細かい設定が必要です。
ここに注意 書き出す前に、コマンド SelOpenPolysrf で「開いたポリサーフェス」が無いか確かめてください。ふたが閉じていない形は、そのままでは鋳造できません。
ここに注意 石(ジェムストーン)や爪のダミーが一緒に書き出されていないかを必ず確認してください。石まで金属で出てしまうと、地金代が大きく変わります。石座を含めるかどうか迷う場合はご相談ください。
ここに注意 ZBrushは、そのままでは実寸(何ミリか)の情報を持っていません。3D Print Hub で必ず実寸を設定してから書き出してください。指輪であれば、内径のサイズが基準になります。
ここに注意 Designer版ではSTLの書き出しができません(Pro版だけの機能です)。Designer版をお使いの場合は、3dm や STEP のまま保存したうえでご相談ください。
ここに注意 この手順を知らずに「STLが書き出せない」と思われている方がとても多いソフトです。うまくいかない場合は、.jcd のままお送りいただかず、まずご相談ください。
ここに注意 「ファイル」→「エクスポート」からでも書き出せますが、メッシュの細かさを指定できる「メッシュとして保存」をおすすめします。
ここに注意 解像度が「粗い」のままだと、曲面がカクカクした状態でそのまま金属になります。ジュエリーは小さいので、機械部品より細かい設定が必要です。
ここに注意 設定画面のメッシュ関連にある偏差(deviation)の数値を小さくすると、曲面がなめらかになります。
ここに注意 ブラウザだけで完結する無料ソフトです。単位は自動でmmになります。作業画面のグリッド1マスが1mmになっているかだけ確認してください。
ここに注意 Blenderは単位の設定を変えないと、大きさが1000倍・1000分の1でずれます。「シーンプロパティ→単位」で、単位系をメートル法・長さをミリメートルにしてから制作してください。書き出したSTLは、当社のページに添付すればその場で実寸が表示されますので、必ずご確認ください。
ここに注意 Mayaの初期の作業単位はセンチメートルです。プリファレンスの「設定」で作業単位をミリメートルに変えてから制作してください。
ここに注意 システム単位設定がミリメートルになっているか確認してください。
ここに注意 書き出したあと、実寸が想定どおりかを必ず確認してください。
ここに注意 ボクセル・サーフェスのどちらの状態からでも書き出せます。実寸(mm)を確認してから書き出してください。
ここに注意 タブレットのアプリは実寸の管理がむずかしく、大きさがずれやすいです。書き出したデータは当社のページに添付して、表示される実寸を必ずご確認ください。
ここに注意 SketchUpは、厚みのない「板」ができやすいソフトです。グループやコンポーネントを右クリックして「ソリッド」と表示される状態にしてから書き出してください。
ここに注意 他のソフトで書き出したSTLのすき間や反転した面を直す用途にも使えます。無料です。
0KBや数KBしかない場合は、中身が空か、書き出しに失敗しています。ジュエリーのSTLは、通常は数百KB〜数十MBです。
添付するだけで、シルバー換算の重さと大きさが表示されます。想定と桁が違っていれば、単位の設定がずれています。
日本語のファイル名でもお預かりできますが、環境によって文字化けすることがあります。複数のファイルは zip にまとめてお送りください。
Designer版のように書き出し機能がないソフトもありますし、メニューが見つからないこともあります。その場合は、そのままご相談ください。画面を見ながら一緒に書き出すところまでご案内します。
ご自宅・職場から画面を共有しながら、書き出しの手順をご案内します。お見積りのご相談は初回無料です。
データをお持ち込みいただければ、その場で画面を見ながら確認します。現物やワックス原型をお持ちの方も、あわせてご相談ください。
現在お預かりしているのは STL(.stl) です。お使いのソフトからどうしても書き出せない場合は、そのままにせずご相談ください。作りたいものと状況をうかがったうえで、進め方をご案内します。
単位の設定がずれている可能性が高いです。ご発注ページにSTLを添付すると、たて・よこ・高さのミリ数がその場で表示されます。桁が違っていれば、ソフト側の単位設定をご確認ください。
曲面が三角形のつなぎ目としてそのまま金属に出ます。細かいものは研磨で目立たなくなることもありますが、確実ではありません。あとから直すことはできないので、書き出しの段階で細かめに設定してください。
当社では大幅なデータ修正はおこなっておりません。造形に無理がある箇所は、お預かりしたデータを確認する際にどこをどう直していただきたいかを具体的にお伝えいたします。
製造が終わりましたら削除します。記録として残すのは仕様(作品名・シルバー換算重量・素材)だけです。データの権利はお客様のものです。当社が他の用途に使うことはありません。