はじめての方へ

作りたい。でも、何から?

ハンドメイドジュエリーの始め方 / MESREH編集部 / 2026.08.09 公開

道具を買う前に、線を引いてください。 ジュエリー作りは、全部を自分でやろうとすると必ず途中で止まります。設備がいる工程があるからです。 ここでは「自分でやると楽しいところ」と「人に頼んだほうが早いところ」を分けてご説明します。売るつもりがなくても、考え方は同じです。

作り方は、大きく2つに分かれます

やり方 向いていること 要る設備
手で作る(彫金) 1点もの。地金を切って、曲げて、ろう付けする バーナー、やすり、糸のこ。机まわりで揃います
型で作る(鋳造) 同じものを繰り返し作る。複雑な形 電気炉、鋳造機。個人で持つのは現実的ではありません

手で作るほうは、家で始められます。型で作るほうは、設備を持つのが難しいので、原型(またはデータ)まで自分で作って、鋳造は外に出すのが普通です。

いちばん止まりやすいのは「ろう付け」と「鋳造」

始めた方がつまずくのは、たいていこの2つです。ろう付けは火を使ううえ、失敗すると地金が溶けます。鋳造は設備がないと物理的にできません。

ここを外に出すと、続きます。デザインを考える、形を作る、仕上げる。楽しいところは手元に残したまま、止まるところだけ人に頼む、という分け方です。

おすすめの始め方(3つ)

A. 手で作る

道具を揃えて、彫金から。

銀の板と線を買って、切って、曲げて、ろう付けする。いちばん手ごたえがあります。道具は少しずつ足していけば十分です。

B. ワックスを削る

刃物1本から始められます。

青いワックスの塊を削って形を作り、鋳造だけを工房に出すやり方です。火を使わないので、家で静かに進められます。削ったワックスをそのままお預かりして鋳造できます(前払い金¥1,500)。

C. パソコンで作る

3D CADです。

画面の中で形を作り、データを送るだけ。手先の器用さは要りません。同じものを何度でも同じ形で出せるのが最大の利点です。無料で使えるソフトもあります。

迷ったらB(ワックス)です
道具が安く、失敗しても削り直せて、出来上がりは本物の金属になります。「作った実感」と「始めやすさ」のつり合いがいちばんよいのがワックスです。

外に出すときの金額

ご発注のときにお支払いいただくのは前払い金だけです。3Dデータをお預かりして鋳造する場合は¥3,500、鋳造だけ(ゴム型・原型・現物をお預かりする)は¥1,500、3Dモデリングから始める場合は¥5,500。加工だけのご依頼には前払い金をいただきません。いずれも全額が最終金額に充てられますので、上乗せではありません。

最終金額は「地金代+出力工賃+キャスト工賃」で決まり、お品物の完成後、実際の重さで確定します。鋳造は流し込んでみるまで重さが決まらないためです。

STLをお持ちなら、素材を選ぶだけでその場で概算金額が出ます。ご発注ページにデータを添付するだけで、地金代・出力工賃・キャスト工賃の内訳つきで表示されます(相場変動のため正式な金額ではありません)。ご発注前でも、何度でも無料です。

ご発注からお手元に届くまでは通常便で約5〜7日間が目安です。お急ぎのご希望も承ります(お急ぎ便・約5日間)。可否と特急料金は、ご依頼の内容を見て担当から改めてご連絡します。

よくいただくご質問

Q. まったくの初心者でも頼めますか。
A. 頼めます。むしろ、始めたばかりの方からのご相談が多いです。

Q. 自分で削ったワックスが、きれいでなくても問題ありませんか。
A. 鋳造すると、表面のあらは金属にそのまま出ます。ただしそのあとの研磨で消えるものも多いので、まずは拝見してお伝えします。

Q. 作ったものを売るには、資格がいりますか。
A. ご自分で作ったものを売るのに資格は要りません。中古品を売り買いする場合は別の届出が必要です。

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