料金と頼み方

見積書の、どこを見ればいいのか

キャスト加工の外注・業者選び / MESREH編集部 / 2026.07.29 公開

安い見積りが、安いとはかぎりません。 同じ図面を3社に出すと、金額はばらつきます。ですが、ばらつきの大半は「どこまで込みか」の違いです。 比べるときに見る7つを挙げます。当社が不利になる項目も、そのまま入れています。

① 地金代は込みか、別か

いちばん食い違うのがここです。工賃だけを書いた見積りと、地金代まで入った見積りは、そもそも比べられません。「この金額に地金は入っていますか」と一言お聞きください。

② 重さは、いつ確定するのか

鋳造は流し込んでみるまで重さが決まりません。ですから、まじめな見積りほど「完成後に実重量で確定」と書いてあります。最初から1円単位で確定している見積りは、多めに見ているか、あとで差額を請求されるかのどちらかです。

最終金額は「地金代+出力工賃+キャスト工賃」で決まり、お品物の完成後、実際の重さで確定します。鋳造は流し込んでみるまで重さが決まらないためです。

③ 原型の作り方

ゴム型を作る会社と、作らない会社があります。

ゴム型を作る ゴム型を作らない(当社)
1個だけ作る 型代が1個に乗る 型代がない
同じものを何度も 2回目から安い 毎回同じ金額
形を直す 型を作り直す データを直すだけ
何年か後に再注文 型が残っていれば データがあれば同じ形

数をたくさん作る前提なら、ゴム型のほうが有利です。当社は1個〜少数に向いています。ここは正直に申し上げます。

④ 仕上げは、どこまで込みか

「鋳造したまま」と「磨いてある」では、手間がまったく違います。見積書に仕上げの記載がなければ、鋳造したままだと思ってください。

⑤ 失敗したときの扱い

鋳造には巣(内部の空洞)が出ることがあります。出たときに作り直すのか、そのまま渡されるのか。先に聞いておくと、あとで揉めません。

⑥ 何日かかるか、そして「何営業日」か

「1週間」と書いてあっても、土日祝を数えるかどうかで実際は変わります。

ご発注からお手元に届くまでは通常便で約5〜7日間が目安です。お急ぎのご希望も承ります(お急ぎ便・約5日間)。可否と特急料金は、ご依頼の内容を見て担当から改めてご連絡します。

⑦ やめられるかどうか

ご事情は変わります。やめられる期限が書いてあるかを見てください。

製作を開始する前でしたら、おやめいただけます。前払い金は全額お返しします。おやめになる場合は、前払い金をお支払いいただいた翌営業日までにご連絡ください。製作を開始したあとは、地金の手配や作業の実費が出てしまうため、キャンセルをお受けできません。

まとめ

比べるときのメモ。

お見積りのご相談(30分)は初回無料です。オンラインでも、東京・御徒町の工房でも承ります。他社のお見積りをお持ちいただいて、「これは何の金額ですか」とお聞きいただくだけでもかまいません。

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