つくり方

型を作らないと、何が変わるのか

キャスト加工とは / MESREH編集部 / 2026.07.17 公開

キャスト加工とは、溶かした金属を型に流し込んで形を作ることです。 ここまでは、どの会社も同じです。 違うのはその手前、原型をどう作るか。ゴム型を作るか、作らないか。1個だけ作りたい方にとっては、ここが分かれ目になります。

まず、鋳造そのものの説明

蠟で作った原型を石臏に埋め、焼いて蠟を消し、残った空洞に金属を流し込む。これがロストワックス鋳造で、ジュエリー作りの中心にある技術です。

削り出しでは作れない形が作れます。内側がえぐれている、透かしが入っている、曲面がねじれている。工具が入らない形でも作れるのが強みです。

ここからが本題

蠟の原型を、どう作るか。

同じ鋳造でも、蠟の原型の作り方で話がまるで変わります。

ゴム型を作るやり方(従来)

  1. 金属で原型(マスター)を作る
  2. それをゴムで型取りする
  3. ゴム型に蠟を注いで、蠟の原型を量産する
  4. 鋳造する

型ができれば、あとは何個でも安く出せます。そのかわり、最初の型を作る費用と時間がかかります。型は場所を取り、年月とともに傷みます。

ゴム型を作らないやり方(当社)

  1. CADで3Dデータを作る(またはお預かりする)
  2. 3Dプリンターで蠟の原型を直接出力する
  3. 鋳造する

型を作らないので、1個目から同じ金額です。データが型の代わりになるので、保管も劣化もありません。

どちらが向いているか

こんなとき 向いているやり方
1個だけ作りたい 型を作らない
試作して、直して、また試す 型を作らない
数年おきに同じものを追加する 型を作らない(データが残る)
同じものを何百個も作り続ける ゴム型
原型が現物しかない どちらでも(お預かりします)

ゴム型をお持ちの場合も、お受けします
「型を使わない会社」ではありません。ゴム型・ワックス原型・現物をお預かりして鋳造することもできます(前払い金¥1,500)。お客様の手元にあるものから始められるようにしています。

金額はどうなるか

ご発注のときにお支払いいただくのは前払い金だけです。3Dデータをお預かりして鋳造する場合は¥3,500、鋳造だけ(ゴム型・原型・現物をお預かりする)は¥1,500、3Dモデリングから始める場合は¥5,500。加工だけのご依頼には前払い金をいただきません。いずれも全額が最終金額に充てられますので、上乗せではありません。

最終金額は「地金代+出力工賃+キャスト工賃」で決まり、お品物の完成後、実際の重さで確定します。鋳造は流し込んでみるまで重さが決まらないためです。

STLをお持ちなら、素材を選ぶだけでその場で概算金額が出ます。ご発注ページにデータを添付するだけで、地金代・出力工賃・キャスト工賃の内訳つきで表示されます(相場変動のため正式な金額ではありません)。ご発注前でも、何度でも無料です。

ご発注からお手元に届くまでは通常便で約5〜7日間が目安です。お急ぎのご希望も承ります(お急ぎ便・約5日間)。可否と特急料金は、ご依頼の内容を見て担当から改めてご連絡します。

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まずは、ご相談から

作りたいものが決まっていなくても構いません。お見積りのご相談(30分)は初回無料。ご来店・オンラインのどちらでも承ります。

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