結論から言うと、鏡面に磨けば、まず分かりません。 3Dプリントで出した原型には、細かい積み重ねの跡が残ります。それが金属に写り、気になるかどうか。いちばん多いご心配がこれです。 どこまで残り、どこで消えるのかを、正直にご説明します。
3Dプリンターは、薄い層を積み重ねて形を作ります。ですから、ごく細かい段差が必ず残ります。そして鋳造は、原型の表面をそのまま写し取ります。石膏が細部まで入り込むためです。
ごまかさずに言えば、出したままの金属には、跡が残っています。
| 仕上げ | 積層痕の見え方 |
|---|---|
| 鋳造したまま | よく見ると分かります |
| バフ研磨 | ほぼ分かりません |
| 鏡面仕上げ | 分かりません |
| マット仕上げ | 仕上げ方によっては残ることがあります |
| めっき | 下地の状態がそのまま出ます |
気をつけるのはマットとめっきです。どちらも下地を隠さないためです。この2つをご希望のときは、先にお知らせください。下地の磨きを増やして対応します。
積層の跡は、面の傾きで見え方が変わります。真上を向いた平らな面や、垂直な面はきれいに出ます。ゆるやかな斜面がいちばん出やすいところです。
どの向きで出力するかは、こちらで決めています。見えるところがきれいに出る向きを選びます。
どこまで細かい形が出せるか、というご質問もよくいただきます。刻印の文字、細い透かし、髪の毛のような線。
数字でお答えするより、データを拝見してお答えするほうが確かです。同じ細さでも、周りの形によって出るか出ないかが変わるためです。ご発注前に、無料で確かめます。
当社は、プリンターの機種によって金額を分けていません。出力工賃はお品物の重さで決まる、1本の決まりです。「安いほうのプリンターで出しますか、高いほうにしますか」とお聞きすることはありません。
どの機械で出すかは、形を見てこちらが選びます。きれいに出るほうを選びますが、金額は変わりません。
STLをお持ちなら、素材を選ぶだけでその場で概算金額が出ます。ご発注ページにデータを添付するだけで、地金代・出力工賃・キャスト工賃の内訳つきで表示されます(相場変動のため正式な金額ではありません)。ご発注前でも、何度でも無料です。
ご発注のときにお支払いいただくのは前払い金だけです。3Dデータをお預かりして鋳造する場合は¥3,500、鋳造だけ(ゴム型・原型・現物をお預かりする)は¥1,500、3Dモデリングから始める場合は¥5,500。加工だけのご依頼には前払い金をいただきません。いずれも全額が最終金額に充てられますので、上乗せではありません。
Q. 磨くと、形が細くなりませんか。
A. ごくわずかに減ります。寸法が大事なところ(指輪の号数など)は、磨きしろを見込んで作ります。
Q. データはそのまま出してもらえますか。
A. 鋳造できない箇所があれば、先にお伝えします。勝手に形を変えることはしません。
作りたいものが決まっていなくても、ご相談から始められます。お見積りのご相談(30分)は初回無料。ご来店・オンラインのどちらでも承ります。